承認欲求を捨てると、楽。

こんにちは♪福島県郡山市&会津若松市&zoomで全国対応可能のこころのカウンセリングルーム「あなたの道」前川です。みなさん、いかがお過ごしですか?

さて、先日の続きです。目標だと思っていたけれど、実は承認欲求を満たしたいだけだったことに気が付いたという、わたしの事例ですね。

突然ですがわたしは約5年前、福島県文学賞の小説部門で奨励賞をいただいたことがあります。あの時は物書きとして行き詰まっていて、「今回何の賞に引っかからなかったら、創作はもう止めよう」という、自分の中では切羽詰まった状況でした。

で、無事に賞を取り、授賞式に出て審査員の先生と話をしました。そしたら先生が「この賞は正賞が取れるまで、何回も応募する実力者が多いのですよ。またご応募下さい」と仰ったのです。その時、わたしはこう思いました。「物書きの神様に書き続けていいかを問うた応募だった。その答えが出たので、もう応募はしない」と。

なのに、なのにですよ、その5年後(つまり今年)わたしはまた県文賞に応募したのです。それはどうしてかというと、承認欲求を満たしたかったからです。でもね、ここからが重要なのですが、応募した時はそんな自分を認めたくなくて、頭の中でなんやかんや別の理由を作り出していたのですよね。

で、蓋を開けたら、箸にも棒にも引っかからなかった。準賞も取れなかった。というか、準賞くらい取るだろうと思っていました。もうショックだわ悔しいやらで、人知れず大泣きしました。

その後、ちょっと経ってから考えたのですね、「このことは、何を教えてくれているのだろう。学びがあるとしたら、それはなんだろう」と。自分の本当の気持ちをじーーーーっと探っていきました。そして、自分では認めたくない気持ち(承認欲求)に辿り着きました。

いやあ、今回は痛切に自分の心にはびこる承認欲求について気付かされ、考えさせられました。

あなたのこころの中には「承認欲求」はありますか? そればかりはスパッと捨てたほうが楽に生きられます。

潜在意識のお話から承認欲求のお話になりましたけれど、いかがだったでしょう。潜在意識の特徴を活かして日々動いているけれど、ちっとも願いが叶わない方は、本当の自分を見つめるチャンスです。ぜひ、ご自分とたくさん対話してみて下さい。

では、また♪