心理カウンセリング界ではよく伝わっているお話です。
その昔、数多くの人体実験を行ってきた神聖ローマ帝国の皇帝フリードリヒ2世は、教育を受けていない子どもが最初に話す言葉はなんだろうと、50人もの赤ちゃんを集め、ある実験を行いました。
赤ちゃんのことを、乳母や看護婦が「目を合わせず」「笑いかけず」「話しかけず」お世話をしたのです。
すると、赤ちゃんたちは充分にミルクを与えられていたにもかかわらず、全員が亡くなってしまいました。
また、第二次世界大戦直後のスイスでは、心理学者のルネ・スピッツが、戦争孤児55人の乳児を、最高の設備を備えた施設に入れ、乳母や看護婦たちにお世話をさせました。
この子たちもまた、抱っこや話しかけ等を一切排除して育てられたのです。すると、27人の子どもたちは2年以内に死亡。残りの17人も、成人前に亡くなってしまいました。
残りの11人は成人後も生き続けましたが、その多くには、知的障害や情緒障害がみられたといいます。
子どもは、抱っこしてあげたり、遊んであげたり、話しかけたり、お話を聞いてあげる等のスキンシップやコミュニケーションがないと、生きていけないか、メンタルが不安定になってしまうのですね。
では、もう既に大人になり、発達過程由来と思われる生きづらさ(ex鬱々とした気分が長く続く、不安感や孤独感が強い等)を抱えてしまった人は、この先、人生が変わることはないのでしょうか。
そんなことは、絶対にありません。
温かでジャッジされない肯定的な人間関係により、ネガティブがプラスになり、脳の大脳辺縁系も変化して、人生の満足度が向上することが、研究で明らかになっています。
これが、心理カウンセリングをお薦めする理由です。友人や夫婦、仕事仲間などの間では、どうしても目に見えないジャッジが発生しがちですよね。カウンセラーは、受容・共感的理解・自己一致という概念を元に、クライエント様に寄り添い続けます。
自然とその人らしさが出てきて、生きやすさを取り戻すまで、ずっとです。
どうぞ、心理カウンセラーとお話しになり、確かなこころの変化を実感して下さい。実感を伴った体験は、その後の人生に大いにプラスになります。
カウンセリングルームで、お茶をご用意してお待ちしております。(オンラインでも行っています)


