「執着」になった感情を手放す
こんにちは♪傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。みなさん、いかがお過ごしですか?
さて昨日、執着と化した感情を解放することの大事さを、改めて、しみじみ思い知らされたと書いたのですが、それで思い出したクライエントさんがいました。
彼女はフリーランスで働いている女性で、一見、しっかり者に見えるのですが、こころの中ではいつもネガティブな感情が渦巻いていました。
なぜか、かなり小さい頃に起きた「事件」をしょっ中思い出しては、苦しくなると言うのですね。
そこでカウンセリングでは、そのお話を丁寧に丁寧に、具体的にお伺いしていきました。イメージで、ふたりでその場面に入って、まるで今繰り広げられているかのように、説明をしていただきました。
そしてその時感じていたことを、それこそしっかりとわたしに伝えてもらって、じっくりと、その「本当は避けたかった感情さん」を感じてもらいました。
その作業はつらかったことでしょう。時折、彼女の眉間に皺が寄っていました。それでも彼女はめげなかった。
わたしも超本気で、彼女の深層心理に寄り添いました。それはまるで、潜在意識のクリアリングとも言える作業。(この時ってふたりとも潜在意識に降りている状態だったのですね。ここが友達同士での会話とは違うところです)
そういうセッションを2、3回行ったでしょうか。その後、彼女はカウンセリング中に「そういえばあの頃、いいこともありました」とポロッと言ったのですね。苦しさしかないと思っていたけれど、素敵なこともあったと。
なんと言いましょうか……執着になっていた感情さんが解放されて空きが出来たので、隠れていた「いいこと」の記憶がすっと出てきた、みたいな感じです。イメージ出来ますか?
すると後日、奇跡が起きたのです。
フリーランスの仕事の依頼が、一気に数件舞い込んだというのですね。「わたしは何もしていないのに、不思議です」と彼女は喜んでいました。
本当〜〜に不思議なのですが、こういうことってあるんですよね。
もしかしたら、執着となった感情を手放したことによって、取引先への彼女の態度が明るく変化し、それを感じ取った相手が気持ちが良くなって、仕事の依頼をすることになったのかもしれません。人間て、こころとこころでも会話してますからね。
一気に数件。大したことです。
あなたも、執着となった感情さんを手放して、素敵な出来事を引き寄せませんか? ご予約、お待ちしております♪