後悔がなかったら看取れなくても……

こんにちは♪こころの相談室「道」前川うづきです。

今日は番外編として、わたしのある日のプライベートブログの内容をコピペします。先日、八戸の「蜷川実花展」に行ってきた時のお話です。

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「蜷川実花展」の最後を飾っていたのは、「うつくしい日々」と題された、大演出家で父親の蜷川幸雄と彼女の日々だった。

氏が初めて倒れた日から撮り溜めた写真たち。病院の近くなのだろう、街路樹や人の影や空、氏と思われる手の写真が並べられていた。

そしてところどころに、彼女の言葉が綴られていた。「後悔はない」「じゃあね」という言葉が何回か出てくる文章。

「今日が最期かな」と思ったその日に、普通に仕事に出た彼女。案の定、出掛けた先で連絡をもらったらしい。

わたしなら、近しい誰かの最期が今日だと思ったら、到底出かけられない。

この差はなんだろうと考えた。

大御所蜷川幸雄のことだから、まだ元気なうちに「看取らなくていいから、仕事はキャンセルせずに行け」と言っていたのかもしれない。稽古中に灰皿が飛んでくるらしい(笑)、仕事に熱い氏だもの、そう、きっと……。

そう思った一方、「後悔」という言葉がキーワードなのかも、と思った。

後悔なく生きたと言った父、後悔なく「うつくしい日々」を共に過ごした娘。

どちらにも後悔がぜんぜんないから、最期は看取らなくても、看取られなくても、そんなのは些細なことと思えるのかもしれない。

さてあなたは、後悔なく生きていますか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上です。さあ、残りの人生を後悔なく生きるために、今、カウンセリングを受けましょう。わたしは両手を広げて、あなたのご来室をお待ちしております。(オンラインカウンセリングも行っております)