余裕のある大人になりたい?

こんにちは♪あなたの心の奥底に置き去りにされている怒りや悲しみ、罪悪感や恐怖を心底癒し、自然と自己肯定感を上げる傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川です。みなさん、いかがお過ごしですか?

さて今日は、とあるマナー本の著者のお話から始めます。

その方のお名前は、野田岩次郎さん。元ホテルオークラの社長さんです。大分前になりますが、昭和43年に「テーブルマナー」という本を出版されています。「メニューをゆっくり見るのもマナーである」「グラスは、注がれるときには持ち上げない」など、一通りのマナーが100項目書かれてあるのですが、この、99項目のあとの、100項目に凄いことが書かれてあるんですよ。なんて書いてあると思いますか?

 

「テーブル・マナーを忘れるのもマナーである」

 

テーブルマナーは、欧米の習慣から生まれたものであって、あちらの風習にもとづいた心得が必要というだけ。だから、ふつうの常識があれば、マナー違反を犯すことはないだろう。大体、ああしなければいけない、こうしなければいけないなどと考えていたら、食事が楽しくない。見たこともない料理が出されたり粗相をしてしまったときに、あなたを救ってくれるのはマナーではなく、あなたの落ち着きとユーモアの精神だ。と、氏は綴っています。

どうですか? カッコいいですね。余裕のある大人って感じです。

ここで想像していただきたいのですが、氏もきっと、お若い時には恥をかくこともあったと思うのです。外国生活が長かった野田さん、日本人というだけで馬鹿にされたこともあったことでしょう。たくさん経験を重ねたからこそ、100項目にああ書けたのですね。

余裕のある大人って、憧れませんか? そんな人になりたいなって、思いませんか?

そのためにはね、まず本当の自分を知ることです。人は、意外と本当の自分を知りません。うすうす分かっていたとしても、認めません。なぜ認めたがらないのでしょう。こころの奥底に「思い込み」があるからですね。そしてそれは、自分ひとりで見つけることはなかなか難しいです。

宜しかったら、ぜひわたしと一緒にこころの旅をしましょう。