なぜ教育ママが駄目なのか

道

こんにちは♪傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。みなさん、いかがお過ごしですか?

昨日の続き、といえば続きでしょうか。今日のタイトルには、あえて「駄目」という言葉を使ってみました。

なぜ、教育ママは駄目なのでしょうか。

行き過ぎた教育は「二元論」だからです。(二元論は、善と悪、男と女、この世はふたつ。一元論は、善も悪も表裏一体、男も女も人間、この世は一つ。多元論は、善の中の悪、男も色々、女も色々、人生色々)

教育ママは大抵、成績優秀なのが○、成績優秀じゃないのは×、ママの言うことを聞ける子は○、ママの言うことを聞けない子は×、反抗期のない子は○、反抗期のある子は×です。

こういう親御さんの元で育つと、子供も二元論者になることが多いのです。(兄弟で違ったりしますね)お勉強ができる子であれば、お勉強ができない子をどこか蔑み、お勉強ができない子であれば、「お勉強ができない自分は駄目なんだ……」と自分を責めます。

そしてこの、「お勉強ができない子をどこか蔑み」が重要ポイントです。「蔑む」って、感じ悪いですよね。そんなこと思ってるなんて、子供だって思いたくないんです。だから、その感情を心の奥底に閉じ込めます。

そして顕在意識(意識)ではこう思っているのです、「成績なんて関係ない」。しかし潜在意識(無意識)はこう思っています、「わたしはみんなとは違って優秀だし、優秀じゃないといけないの。みんなはいいのよ、みんなは」。←こういうのを、「隠れた優越感」といいます。

かくしてアダルトチルドレンの誕生です。

優秀じゃなきゃいけないと、無意識の領域で信じているからこそ、社会人になった時に、倒れるまで仕事をしたりするのです。

だからその無意識の信念を、癒し、覆せばいいのです。これがね、難しいのです。説明すると、みんな頭では納得できるようなのですが、心の奥底から、腑に落ちて理解するに至るまでは、時間がかかります。

どうぞ心の援助者をひとり確保なさって、邁進し続けて下さい。カウンセラーと交流するのって、いいものですよ。^^