前はこんなじゃなかったのに

こんにちは♪あなたの潜在意識にアプローチして自己肯定感UP! を育む、傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。

さて、鬱に苦しんでいる方はよく「うつになる前は、趣味もあったし、それなりに社交的だったんですよ。今は何もできません」と訴えます。

前はなんでもできたのに、今はできない。そんな自分を責めているのですよね。

けれど、それでは一向に前に進みません。

ぜひ、初めの一歩として、こう自分に教えてあげて下さい。「自分は今、自分を守っているのだ」と。

そう、あなたは、鬱になることによって、あるいは感情を麻痺させることによって、傷ついた自分を守っているのです。あなたに必要だから、鬱になったのですね。

よく、大怪我をした瞬間のことは記憶がないとか言いますよね? 忘れないと、つらくて耐えられないのです。

重い話ですが、幼い頃にレイプされた子供も、そのことを忘れることが多いのです。だって忘れないとあまりにもつらくて、生きていけないですから。

けれどそのつらさって、なくなるわけではないのです。一時潜在意識(無意識)が預かって、あなたが成長し、もうそろそろ乗り越えられるかなというタイミングで、顕在意識に上ってきます。

ただし、レイプされたことをそのまま思い出すのではないのです。鬱になったり、身体のどこかが痺れるとかね、そういう形で浮上してきます。

本人は、何もできないと言って悩んでいるのだけれども、実はそれは、いきなり思い出したらまたつらくなるので、潜在意識が配慮しているのですね。

そう、あなたはあなたを守るために、鬱になったのです。そして、乗り越えられるタイミングでもあるということです。伝わるかしらん。(レイプの話は一例ですからね。ひとりひとり、色々な例があります)

だからとりあえず、「ああ、自分は今、自分を守っているのだ」そう考えて下さい。そこから先の作業はしんどいこともありますから、一緒に取り組みましょう。

でもそこを通り越すと、楽になるからね。

 

緑茶かほうじ茶をご用意しております。