民間カウンセラーだから臨床心理士さんに気後れする!?

こころの相談室 道

こんにちは♪本当の自分を取り戻す! こころの相談室「道」前川うづきです。

わたしの所にはたまに、「カウンセラーとして開業しましたが、臨床心理士さんに気後れしてしまい、営業が堂々と出来ません」というお悩みをお持ちの方が来られます。

ええ、ええ、お気持ちはとても良く分かります。わたしも民間カウンセラーですからね。だからこそ、↑こういうお悩みを持つ方が来られるのでしょう。

それでですね、、、、わたしの考えはこうです。

臨床心理士さんにも色々な人がいて、民間カウンセラーにも色々な人がいる。だから、気後れする必要は一切なし! です。

だってねえ、、、、具体的な例をあげたいのは山々なのですが、営業妨害になってしまいそうなので控えます。えーと、ぼかして言ってみると、、、、

クライエントさんて矛盾することをたくさん言うものなのです。だって悩んでいるのですから。悩んだ時ってすごく色々なことを考えて考えて、訳が分からなくなっていますものね? そこをズバッと指摘したのでは、みんな傷つきます。よっぽど関係性が作られているのなら別ですが。

あ、今書いていて、わたしもズバッと言う時があるなあと思いました。でもその後もみんな通ってくれているので、良い関係性が築き上げられている証拠ですね。自画自賛でスミマセン。

「知識」という側面から考えると、臨床心理士さんには到底敵いません。けれどもカウンセリングって、知識だけで行うものではないですよね。なんてったってカウンセリングは「こころの援助を目的とした温かな人間関係」ですから。

だから、言ってみればみんなカウンセラーになり得るわけです。悩んだ時にお友達に相談して、それで悩みがなくなったのならば、そのお友達はその時、立派なカウンセラーです。

ね。

問題があるとするならば、臨床心理士さんに気後れするあなたは、心理士さんが上で自分は下だとジャッジしていることにあると思います。

本来、人間は、上だの下だのというものはありません。遺伝子レベルで見ると、知的しょうがいしゃとノーベル賞をもらった人とでは、ほとんど差はないのだそうです。これは、近年亡くなった村上和雄さんが仰っていたことです。

それに、クライエントさんはね、臨床心理士さんに相談したい人はそちらに行くし、民間の人がいいと思う人は民間カウンセラーの所に行くし、占い師が良かったら占い師の所に行きます。

だから、堂々と営業して良いと思います。