「わたしが生きづらいのは発達障害だから?」←違います!

こんにちは♪顕在意識と潜在意識を統合させて、あなたらしく! 光り輝く人生を応援する、こころの相談室「道」前川うづきです。

新年度がスタートしましたね。ドキドキワクワクしていますか? それとも「不安しかない!」って感じでしょうか。

ランチの時間が苦痛で仕方がない人、グイグイ来る積極的なタイプの人に辟易している人、逆に無理して明るく振る舞って疲れ果てている人、ちょっと服装を注意されただけなのに相手を殺したくなるほど憎んでしまった人……春になると、当ルームにはこんな方々がお見えになります。

大体みんな、自分はなんかおかしいのかもしれないと思って、ネットで調べるのですよね。そして一定の方が、「あ、わたしって(僕って)発達障害かも」という結論に達します。例えば、ASDとか境界性とか。

 

が!

 

ちょっと待った!

 

あなたは本当に発達障害がおありになるのでしょうか。

もしかしてあなたのその生きづらさは、生まれ持ったものではなく、育った環境から作られたものではないでしょうか。

つまり、ASDとかパーソナリティ障害ではなく、アダルトチルドレン(愛着障害)とか発達性トラウマを抱えている人っていうことですね。(アダルトチルドレン、愛着障害、発達性トラウマ持つ人の概念は、ほぼ同じです)

発達障害は、生まれる前に胎内で受けた何らかのダメージによって発達が阻害されるのに対し、アダルトチルドレンは生まれた後の不適切な環境で受けたストレスによって発達が阻害されることを言います。

過緊張とか、怒りを感じることが人より多い気がするとか、長い期間鬱々としているとか、それら二つの特徴がよく似ているので、分かりづらいのですよね。

人を分類することは個人的には好まないのですが、どうも最近はみんな自分のことを障害者と認識してしまいがちな気がしているので、ちょっと言ってみました。

悩めるみなさまのお越しを、こころからお待ちしております。