自分でも気がついていない傷を癒す

こんにちは♪傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。みなさん、いかがお過ごしですか?

本日は「自分でも気がついていない傷を癒す」というお話です。

よくクライエントさんで、「あの人(父親や母親や近しい人)に対しては、何とも思ってないです」と言う方がおられます。別に、反抗的な感じでも、いじけてる感じでもなく、淡々とそう話すのです。

しかし、何とも思ってないわけがないのですよね、特にそう言う人は、「何とも思ってない」人との間で、通常では考えられない体験をしていますから。

ではなぜ、何とも思わなくなっちゃったのでしょう。それは、、、、

 

傷が深過ぎるからです。人間、あまりにもこころが傷つくと、それを感じることはあまりにもつらいので、その傷つきを心の奥底に閉じ込めて、表層意識では何も感じないようにしてしまいます。こうやって自分を守っているのですね。

しかしその傷つきは、心の奥底に閉じ込めているだけであって、なくなったわけではありません。表層意識に、うつとなって現れたり、やりたいことがあるのに出来ない、という状態になって現れたりするのです。

つらいですよね。では、どうしたらいいのでしょうか。それは、、、、

まず、

①気がつく ということです。カウンセラーと何度か話しているうちに、自分はこんなにも傷ついていたのかと、気がつく時がやってきます。

そして、

②その傷つきを認め、赦し、癒し、愛する ということです。自分で自分を認めてあげるのですよ? カウンセラーは援助しか出来ませんから。

↑こう書くと、なんだかサラッとしていますが、ここに至るまでには、身を切られるような想いをすることもあります。しかしそこを通らないと、本当の意味での「楽」は訪れません。

大丈夫。一歩一歩が一番の近道です。

一緒に温かいほうじ茶を飲みましょう。