奪う人、奪われる人、真ん中でウロウロしている人
こんにちは♪あなたがまだ気がついていない本音に寄り添い、自己実現をサポートする傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー」道」前川うづきです。みなさん、いかがお過ごしですか?
さて今日は、奪う人と奪われる人、その中間でウロウロしている人のお話です。要するに、三角関係ですね。
実は、意外に思われるかもしれませんが、この三者にはある共通点があります。それは何でしょう? 以下、ヒントです。
奪う人は、相手と一緒になるのは困難なことを最初から分かっています。それでも、恋は盲目とばかりに近寄っていくのですね。
奪われる人は、ここが重要かつ本人は気がついていないのですが、心の奥底では、パートナーと距離を取りたいと思っているのです。しかし、自分からそんなひどいことをするなんて出来ない、とも思っています。
すると不思議なことに、誰かがパートナーを奪ってくれて、自分は罪悪感を感じずに相手と距離を取ることが出来るのです。奪われる人は一見被害者なのですが、この三角関係を無意識のうちに作り上げているのです。
そして、その中間でウロウロしている人は、どちらとも向き合っていません。
この三者に共通することが何なのか、お分かりでしょうか? それは、、、
みんなみんな、それぞれがそれぞれと心理的距離を取ろうとしているのです。みんな一対一で向き合うことが怖くて出来ないので、三角関係という形を作り、変な風に安定してしまうのです。「安定」しているわけですから、このままで5年や10年はあっという間に過ぎてしまいます。
そして、例えばひとりが抜けたとしましょう。それは奪う人かもしれないし、奪われる人かもしれません。残されたふたりは、邪魔者がいなくなって幸せになれると思ったら大間違いです。互いに向き合うことがつらいので、時が経つとまた同じことを繰り返す確率が非常に高いのです。
意識では、「一番大事なのは妻(夫)です!」と声高に言ったところで、無意識ではパートナーと向き合うのが怖くて仕方がない。この怖さを正直に見つめることが、唯一の解決方法なのです。
どうぞ、カウンセラーと一緒に、ありのままのご自分と、またありのままの相手と、向き合うことをご選択下さい。
※全ての不倫がこうだとは限りません。向き合った結果、自立の道を選ぶとか、「奪う人」の立場だったけれども相手はやはり運命の人だった、ということもあり得ます。