「わたしってアダルトチルドレンなのかなあ」と思ったあなたへ

こんにちは♪自分では気がつかない思い癖や、素晴らしい可能性を共に見つめ、自分らしく! 光り輝く人生をサポートする、こころの相談室「道」前川うづきです。
アダルトチルドレンの記事がよく読まれているようなので、何か書いてみますね。んーと、、、、、
ACは元々、「アルコール依存症の親を持つ子は、ある共通した特徴があるようだ」というところから始まって、どんどん概念が拡がり、「機能不全家族で育った人」となりました。だから今は、親がアルコール依存かどうかは問わなくなっています。
ACは病名ではありません。なのでクライエント様が、「わたしはACだと思うんです」と仰るのであれば、こちらは「そう思われるんですね」と受け止めて、カウンセリングを進めていきます。
40歳前後、50歳前後くらいでメンタルの不調を抱えて、自分なりに調べた結果、「あ、このACの特徴ってわたしにそのまんま当てはまっている。もしかして……」と思うようです。
ACがベースにあって、うつになったり強迫症一歩手前になったり、ということは、よくあります。
ACの苦しみは、イコール二元論の苦しみだといっても過言ではないと思います。二元論というのは、この世はふたつ、という考え方。
例えば、「成績優秀なのが良い、成績優秀じゃないのは駄目」とか「美人とブス」とか「金持ちが良い、金がないのは駄目」とか、今こうして書いていてもムカムカしてきますが、こういうのが二元論です。
ACだと、「気まぐれな親の機嫌を伺って対応できる子が良い子、出来ないのが悪い子」なんていうのがそうですね。
カウンセリングでは、クライエント様が最終的に、一元論や多元論になるのを目指していきます。
言葉でいうと、なんか嘘くさく聞こえそうですが^^;、いつの間にやら楽になっていくのを実感していただけると思います。
カウンセリングルームで、お茶を準備してお待ちしておりますね。
