先日のつづきです〜「早くやって!」を穏やかに伝える方法〜

こんにちは♪自分では気がつかないこころの癖や、素晴らしい可能性を一緒に見つめ、自分らしく! 光り輝く人生をサポートする、こころの相談室「道」前川うづきです。

先日のつづきです。より良いコミュニケーション方法「IメッセージとYouメッセージ」のお話です。

いきなり例を上げます。

上司がのんびり屋の部下に「お前、早くそれやれよ!」と言ったら、Iメッセージです。これをYouメッセージにすると、「早くそれやってくれたら助かるわあ」となります。

お前が、早くやる

わたしは、あなたが早くそれをやってくれると、助かる

分かりますか? 「わたしは」を冒頭に持ってくると、感じの良い言い方になるばかりではなく、相手は気持ち良く改善してくれる……はずです。^^:

例題 :   テレビばかり見ているオットに対しては?

「テレビばっか見てんじゃないよ」ではなく、「わたしは、あなたがテレビばかり見ているから、話しかけるタイミングが掴めなくて悲しいんだよね」

例題2  :  なぜかすぐキレる家族に対しては?

「話聞いてよ!」ではなく、「わたしは、あなたがまたすぐ怒り出すんじゃないかと思って話しかけづらいけど、本当はじっくり話し合いたいの」

なかなか言いにくいかもしれませんが、ぜひ! 遊びだと思って、反応を面白がって試してみて下さい。

ちなみに、境界性等のパーソナリティーの問題を抱える方が相手だと、より一層言い方の工夫が必要となってきます。それは、どうぞご相談下さいね。