褒める、褒めない
こんにちは♪あなたがまだ気がついていない無意識下にある不自由な信念を癒し、自然と自己肯定感UP! を育む傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川です。みなさん、いかがお過ごしですか?
さて先日、某クライエントさんと「褒める」ということについて、お話ししました。
あなたは普段、人を褒めますか? 私はそこそこ「褒めるカウンセラー」ですが、元々カウンセラーって、褒めることは少ないのです。なんでって、褒めることは「条件付きの愛情」になり得るからです。
例えば過食症のクライエントさんが面談時、「聞いて下さい♪先週は1回も過食しなかったんです!」と言ってきた場合。「へえ、素晴らしいわねえ、良かったねえ」と言ったものなら、「過食する=ダメな子」という捉え方が相手に伝わります。
カウンセラーが伝えたいのはそうじゃない。「過食するあなたも、過食しないあなたも、どっちも世界でただ1人の、かけがえのないあなただよね」ということを分かっていただきたい。だから、褒めない。この場合は「そうなのね」で終わりです。
褒められるのは、モチベーションが上がって良いものですよね。ただ、「良い悪い」「正しい正しくない」にあまりにも囚われすぎている人は、褒められることで余計に良い悪い正しい正しくないに囚われて悪循環に陥っていつしか問題が発生します。
だからね、褒めるというのも匙加減が非常に大事なのですね。