薬があなたを治すわけではない

こんにちは♪傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。みなさん、いかがお過ごしですか?

さて今日は「精神科は今日も、やりたい放題」(内海聡著)からお届けします。

あなたは現在、精神薬を飲んでいますか? 飲んでみてどうでしょう。改善されましたか? 逆に、薬の量が増えていませんか? 飲んだら治るんじゃなかったの? 一日中、眠くなるだけではありませんか?

精神科医でもある内海聡先生はその著書の中で、「医療薬物性うつ」について触れています。一部、抜粋します。

「医療用精神薬は決して安全な薬などではなく、覚醒剤や麻薬や麻酔薬もどきの物質でしかないので、量が多かったり長年にわたって飲み続けたりすれば、必ずうつ状態や認知機能低下をもたらす。〜〜一般の人はうつが何年も続くのは病気のせいだと思っているが、〜〜ほとんどすべてが薬物性であり、あとはわがまま病である。わがまま以外のほぼすべては、無投薬であれば一年以内に回復する」

精神薬を飲み続けてうつ状態になるなんて、おかしな話ですね。

「わがまま病」と言い切る辺りはちょっと極端かなと思いますが、そういう側面があることは確かです。実際わたしは、「うつ、治りたくないんですよ」と仰ったうつの患者さんを知っています。

そうですよねえ、自分と向き合うのはつらいもん。病気でいたほうが……だなんて、笑えない冗談です。ただの薬漬けですよ。

うつの方は、そのまんまのご自分を見つめるのがあまりにも怖いから、うつなることを選択したのです。そうしないと、とてもじゃないけどつら過ぎたのです。

けれどもそれは同時に、大きなチャンスでもあります。こころのバランスを保つこと、逆のものさしを持つことを身につけるチャンスなのです。神様からのこんなに大きなギフトはありません。

どうぞ薬に頼らず、素敵なカウンセラーの元で一歩一歩進んでいく道をお選び下さい。わたしは両手を拡げて待っています。