些細な出来事が、生きづらさの元になり得る
こんにちは♪あなたが本来のあなたを取り戻すまでしっかりと寄り添う傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。みなさん、いかがお過ごしですか?
前回のつづき、のような、個人的なお話です。
子供って、大抵ママっ子ですよね。わたしはそうでした。
小さい頃から母に、よく父の悪口を聞かされていたんですね。「もう〜パパは○○なんだから」という風に。そしてそれらは、大した深刻な事柄についてではありませんでした。母も半分冗談みたいな感じで言っていたと思います。
今でも覚えているのは、ものすごく変な話ですが、母が、「もう〜パパは換気扇つけちゃうんだから」ってわたしに言ったことがあるのですね。
今考えたら、お料理をする時には換気扇をつけたほうが、湯気がそこへ吸い込まれて、キッチン周りがかびなくていいかも、と思うわけですが、当時、わたしは大変なママっ子で、物事の道理が分かりませんでしたから、「換気扇て、つけちゃいけないんだ。パパはそれをつけちゃうんだ。パパって駄目なんだ」と思ったのです。
本当のところは、当時、換気扇や換気口の掃除を怠っており、換気扇をつけるとゴミが降ってきたようで、母はそれが嫌だったみたいなのです。
こんな調子で、母から父の悪口を聞かされ続けた結果、わたしは小学校高学年の頃から、父と全く話さなくなりました。実に13年くらいです。
家族から聞く家族の悪口って、怖いですね。家族間の関係がギクシャクするばかりではなく、将来その子が大人になった時、この世から消えたくなるほどの生きづらさを抱えてしまうこともあるのですから。
子供をそうさせたくないのなら、夫の悪口を子供に言わないことです。けれどそれだと、お母さんのストレスがたまる一方なのですよね。
なのでその不満は、カウンセラーに話すのが良いですヨ。お父さんは変わらないかもしれませんが、お母さんが精神的に満たされることによって、お父さんの欠点が気にならなくなるものです。
わたしは両手を広げて、皆様のお越しをお待ちしております。