変わりたいけど変わりたくない
こんにちは♪傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。みなさん、いかがお過ごしですか?
さて、人って変わりたいのに変わりたくない、というお話です。ちょっと、キツイ内容かもしれませんね。
人は、嫌なことが続くと「こんな人生嫌だ! 変わりたいよう」と思うのですが、その一方で、大変不思議なことに、変わりたくないのです。
うつ状態から抜け出したいのに抜け出したくないし、アダルトチルドレンの生きづらさを解消したいのにしたくないのです。
「変わりたい」と思うと、自分の無意識の領域ですごく抵抗が働くのですね。潜在意識のせんちゃんが、「え? 今までずーっとネガティブ不幸人生選んで生きてきたのに、変わっちゃうですか?」と抵抗するのです。
だから、ご本人は変わりたいのに、変われない(変わりたくない)のです。
ではなぜ、潜在意識はそんなにも抵抗するのでしょう?
怖いからです。変わるのって、怖いことなのです。例え、幸せことが待っていようとも、せんちゃんは変わることが怖いから嫌なのです。
だって変わっちゃったら、どうなると思ってるの?(←せんちゃんの声だと思って聞いて下さい↓)
うつ状態が治っちゃったら、今まで家族みんなの注目(心配)を浴びて満足していたのに、それがなくなるってことでしょ? 嫌だよ、またひとりで頑張らなくちゃいけなくなるもん。だったらうつ状態のほうがいい。
アダルトチルドレン生きづらさが解消しちゃったら、どうなるんだろう? 変わるなんて不安だよ。不安なのは嫌だよ。だったら変わらなくていい。
↑あなたの無意識の領域で、せんちゃんはこんなことを思っては抵抗し続けるのです。
だから、カウンセリングに行こうかな、どうしようかな、と思っていても、やっぱり行かない、という選択をすることもあるわけですね。^^;
では、人は変われないのでしょうか?
そんなことはありません。変われます。
なぜならば、せんちゃんは「繰り返されることを重要視する」からです。何か事が起こった時に、今までは辛い方辛い方に考えていた人が、捉え方を変えて、変えて、変えて変えて変え続けていると、ある日、せんちゃんはポッと理解してくれます。「この人は、本気で変わりたいんだな」と。
そうなったらしめたもの。そこに到達するまでが大変だけれども、到達したたら楽になれて、何もかもが変わって見えるようになります。
一歩一歩進みましょう。それが、結局は一番の近道なのだから。
ジャスミンティーかほうじ茶を準備して、待っていますね。