「あの人、嫌なの」は、投影かもしれないお話。

こんにちは♪あなたの消えない悲しみ、怒り、罪悪感、依存、もう何をどうしたらいいのか分からないという感情解決のお手伝いをしている、「傾聴カウンセリング＆ヒプノセラピー　道」の前川です。みなさん、いかがお過ごしですか？

さてカウンセリングでは、かなり高い確率で「投影」のお話をします。

「職場の同僚で、嫌な人がいるんですけど……」とか、「旦那の親戚で、どうしても好きになれない人がいるんです」という場合。

まずその同僚の嫌なところを挙げてもらいます。例えば、「その人、その日に一緒に組む相手によって、すっごいテキトーだったり、きちんとやったりするんです。あれが嫌で嫌で」ってクライエントさんが言ったとしますよね。

それは多くの場合、「実はあなたがそうなのですよ」ということなのです。人は、自分の中にないものは、人の中にも見えません。そして、自分が認めたくないものは、自分にはなかったことにして、人の中に丸投げすることがあるのです。これが投影です。

ぜひ、ご自分のお悩みと照らし合わせて考えてみて下さい。じーっとネ。でもすぐには「あっ、本当だ！」とはなりません。なんといっても自分では認めたくないことなのですから。

上記の例は、実はお勤めしていた時のわたしの事例です。その人に対し、ある時「これって投影だろうか」と考えてみたのですね。でも最初は真っ向から「違う！　わたしはあの人みたいに、人を選んで仕事しないもんっ」と頑なに思いました。ええ。

しかしそれから数ヶ月後。ある日「やっぱり投影だなあ」って理解したのですね。わたしもしっかり人を選んで、きちんとやったりサボったりしていたんです。なんで気がつかなかったんだろ？　って感じですが、その奥には「人を選ぶような真似はしちゃいけない」という、不自由な信念があったのですよね。

で、なんでそんな考えが強烈に芽生えたかというと……って、長くなりました。今日はこの辺で終わりにしておきます。

みなさんも、考えてみてね♪（もちろん、投影ではない場合もあるでしょうから、ワケが分からなくなったらご連絡下さい。一緒に考えましょう）

では、また〜♪