何か言おうとすると泣いてしまって話せない

こんにちは♪傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。

まず、わたしの話をします。

わたしは30代前半の婚活をしていた時、毎日泣いていました。幾つかの婚活サイトに登録して相手を探していたのですが、相手探しって自分を客観的に見る作業でもあるのですよ。

もう、転職は繰り返してるわ、気に入った相手にはあっさりフラれるわで、自分が情けなくてしょうがなかったのですね。パソコンの前に座っては、ボロボロ泣いていました。

そのうちに、何か意見や自分の気持ちを話そうとすると涙が先に出てきてしまって、とてもじゃないけど話せない状況にも陥りました。

そうなるともう悪循環で、ますます泣く日々。無事に再婚してからも、当時のことを思い出す度にうるうるしていました。

そして時は流れ、今は、「何か話そうとすると泣いてしまって話せない」方々のこころの支援をさせていただいてます。

みんな仰います、「なんでこんなに涙が出てくるんでしょうか」「話に来たのに、話せません、すみません」。

謝らなくていいのです、涙が溢れる時は、泣いて下さい。落ち着くまで待っていますから。

こう考えて下さい、「泣くことで、今はなんとかこころのバランスを取っているのだなあ」と。

みんな、泣く自分を情けない、メンタル弱すぎて嫌、と思っているかもしれませんが、実はその涙は、今のみんなを助けているのです。

人間のこころと身体ってすごいよね、こころを一生懸命守ろうとして、涙を溢れさせるんだもの。実際その時、ストレスホルモンを放出しています。

涙が溢れるということは、成長への第一歩を進んでいるということです。これが行き過ぎると、涙すら出なくなって、鬱になるのです。

悩むみんなはこれまで、素直な感情に蓋をしてきました。そうしないと、とてもじゃないけど生き延びれない、大切な誰かから愛されないんじゃないかと思ったからです。

でももう、あなたは大人になりました。いつの間にか植え付けた古い信念は、もう手放していいのです。そして新しい信念を採用した時、あなたは本当のあなたに戻って、イキイキと輝き始めます。

その新しい信念ってね、まずは「何を話しても、何も話せなくっても大丈夫な、安心安全なこころの避難所」を設けて(カウンセリングルームですね)、カウンセラーと無意識下での信頼関係を作ることで(わたしが導きます)、作られていきます。

すると、あなたはいつの日か、通い始めた頃と違っている自分に気がつく時が来ます。それはそれはとても感動的な思いをします。

どうぞ、みなさんのペースでいいので(1ヶ月に1回でも2回でも)、しばらく通い続けてみて下さいね。

お茶を準備して、お待ちしております。