感情を感じ切った人の未来

こんにちは♪傾聴カウンセリング&ヒプノセラピー「道」前川うづきです。

さて今日は、人間学を学ぶ月刊誌「致知」の記事を簡単にご紹介します。

北海道の超絶エリートの歯科医師、井上裕之さんは、仕事も家庭も全て充実し、誰もが羨む順風満帆な人生を送っていました。

そんなある日、それが一瞬にして変わる出来事が起こります。

正月三日、ちょっと忙しくて奥様と過ごす時間が少なかったドクターは、家族でドライブに出ることにしました。「こんな冬道をドライブだなんて……」と言う母親の忠告など、一切聞かずに……。

空は晴れ渡り、絶好のドライブ日和。とても気持ち良く楽しんでいたところ、それは突然起こりました。溶け出した路面でスリップし、対向車線に滑り込んだ自分たちの車に、大型オフロードタイプの車が減速できないまま突っ込んできたのです。

この事故で、ドクターは無事でしたが、奥様は8時間にも及ぶ手術をし、一命は取り留めたものの、意識は不明のまま。執刀医からは「これから先は分からない。良くても植物人間になると思っていて下さい」と言われました。

それから、診察が終わるとバスで往復8時間かけて、奥様がいる病院へ通い詰めたドクター。奥様がいつ亡くなってもおかしくない状況の中、家にひとりでいると、恐怖感が襲いかかり、突然涙が溢れたり、大声を上げたり、別の世界にすーっと引っ張られるような感覚を覚えたりしました。

周りからは、このままではあなたがもたない、実家で休んだら?とか、睡眠薬を飲んでぐっすり眠ったらどうだ?と言われたのですが、それは目の前の現実から逃避するようで、受け入れることは出来ませんでした。

そして、そんな日々を送って二ヶ月も過ぎた頃、いつものようにバスに揺られていると、ふと、「彼女が目を覚ました時に支えられる人間になろう」という強い想いが湧き起こってきました。

それに応えるように、事故から三ヶ月後、奥様が奇跡的に意識を取り戻しました。

さあ、ここまで読んだあなたは、どんなことを思ったでしょうか。

わたしはこう思います、「そう、やはり人は感情を感じ切ると、自然と前に進んでいくのだ」と。それは、太線の文章の所に見事に現れています。

ウチに通われているみなさんは、「ありのまんまの自分は愛されないのでは」という恐怖から感情を押し殺してきた方々ばかりです。

それはそれで、いいのです。そうやって自分自身のメンタルを守ってきたのですから。

しかし「この生きづらさをどうにかしたい」と強く思ったということは、潜在意識が「今なら恐怖に立ち向かえる。本当の自分を取り戻せるチャンス」と認識したということです。

だからね、繰り返しますが今ならあなたは、恐怖に立ち向かえる。当ルームで未解決の感情を解放し、思うままの人生を手に入れて下さい。

ご予約、お待ちしておりますね。